旧商家丸一本間家

旧商家丸一本間家 明治初期から営業を続けてきた天塩國一の豪商 重要文化財 平成15年12月25日指定 この建物群は、平成9年3月に増毛町有形文化財に指定され、その後2年をかけ修復と展示に向けた準備作業を行いました。北海道の有形文化財に指定されたのを受けて、平成12年4月から一般公開をしています。また、平成15年12月には国の重要文化財に指定されています。 増毛駅前のふるさと歴史通り沿いで一番の建築物。ニシン漁全盛の頃に贅を尽くした装飾品の数々が本物の遺産として今も残っています。 石 造りの店舗が目を引く「旧商家丸一本間家」は、明治14年から建設を始め、明治35年に落成した町屋造りを基本とした建物群。「ふるさと歴史通り」に面し て木骨石造りの呉服店舗と呉服蔵(石蔵)があり、その間の玄関を入ると、軟石を敷き詰めた通り庭の奧に、コの字型で天井の高い木造平屋建ての居宅と、木造 一部三階建ての付属家があります。 往時には、歴史の広場になっている呉服蔵からウダツ壁の間に雑貨店舗、丸一本間合名会社社屋、文書蔵(廻船部事務所)が並び、居宅の奧には文庫蔵も存在しました。

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