夕暮れ間近の阿分漁港。
遠くに見えるのは増毛山地。
断崖の続く雄冬の海岸線を遙かに望むことができますね。
とても静かです。
岸壁に係留された1隻の船。
たくさんの大漁旗が掲げられていましたよ。
昨日と今日の2日間は、阿分稲荷神社のお祭りでした。
国道沿いに広がる阿分の集落。
久しぶりに帰ってきた顔もあるんじゃないかなぁ。
ここのお祭りは毎年7月第1週の土日に行われることになりました。
だんだんと人が減っていく地域が考えた決めごと。
ここの神社は、高倉健さんが主演した名画「駅STATION」の舞台になったところ。
1979年12月 桐子
英次は故郷の雄冬に戻ろうと、連絡船が出る増毛駅に降りる。
風待食堂では、すず子が働いている。
雪夫は結婚したらしく、妻と子を連れすず子の前を通り過ぎる。
船が欠航し、行き場のない英次は、居酒屋の「桐子」に入る。
女将一人の桐子の店には、ほかに客もいない。
自分と同じ孤独の影を背負う桐子。
いつしか惹かれていく英次。
大晦日。
二人は留萌で映画を観る。
面白おかしいカンフー映画。
肩を寄せ合う二人が結ばれるのに時間はかからなかった。
英次は、初詣の参道脇で桐子を見つめる一人の男に気づく。
やがて、「指名22号」だとのタレ込みがあり、英次は増毛に戻る。
駅で見た手配写真と、桐子を見つめていた男の顔がダブる。
そして、訪ねていった桐子のアパートで指名22号は、英次に撃たれ息絶える。
警察に通報した桐子。
それなのに22号をかくまっていた桐子。
札幌に戻る前、桐子の店を訪ねる英次。
英次に背を向けながら聞き入る「舟歌」が悲しい。
彼女の顔には涙が流れている。
そうそう、この英次は健さん。
桐子は倍賞千恵子さん、そして一人の男は室田日出男さんです。
名場面でしたよね。
阿分神社は、この初詣のときのロケ地なのですよ。
雪が降り積もる神社の参道。
両脇の露店。
列車が通り過ぎるシーンがありましたよね。
通行を規制する係員の姿。
懐かしい。
また観たくなっちゃいましたよ。
2日目の夕方、神社には多くの皆さんが集まって来ています。
車もたくさん。
なかなか賑やかでしたよぉ。(宮)
